中古ワンルームマンション売却後のJ-REIT戦略

中古ワンルームマンション売却後のJ-REIT戦略：
分散投資と市場変動の体感

私は先日、所有していた東京の中古ワンルームマンションを売却しました。そして現在、その資金を元手に、J-REIT（不動産投資信託）の投資を積極的に進めようと考えています。

これまでは20銘柄に分散して投資してきましたが、今回の売却資金を投入することで、さらに投資先を拡大し、最終的には26～30銘柄程度まで保有数を増やしたいと考えています。

私がこのように投資銘柄数を増やすのには、明確な目的があります。それは、J-REIT市場全体の動きを、より直接的に体験したいという思いがあるからです。現在、J-REIT市場には約60銘柄が存在すると言われています。そのうちの半分程度を保有することで、個々の銘柄の細かな動きに一喜一憂するのではなく、市場全体の大きな流れ、例えば景気の変動や金利の動向などがJ-REIT市場全体にどのような影響を与えるのかを、肌で感じてみたいのです。

特定の銘柄に集中投資するのではなく、幅広い銘柄に分散投資することは、リスク管理の観点からも重要です。しかし、それだけでなく、市場全体の変動を実際に体験することで、今後のJ-REIT投資における自身の判断力を養い、より深い理解を得たいと考えています。今回のJ-REIT買い増しは、単なる投資額の拡大ではなく、私自身の投資経験値を高めるための重要なステップだと捉えています。