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価格変動なしでも利益を生む中古ワンルームマンション売却の収益分析
価格変動なしでも利益を生む:
中古ワンルームマンション売却の収益分析
2017年に1900万円で購入した中古ワンルームマンションを、8年後の2025年に購入時と同じ1900万円で売却した場合のシミュレーションです。
表面的な売買差益はありませんでしたが、実際の手取り金額を計算してみると、売却金額からローン残高1320万円と売却にかかった諸費用20万円を差し引いた結果、560万円が手元に残りました。
この投資期間中に私が投じた自己資金は100万円、購入時の諸費用は60万円、そして8年間の固定資産税の合計が40万円で、総投資額は200万円でした。
驚くべきことに、物件の価値が全く変わらなかったにもかかわらず、売却による手取り金額560万円から総投資額200万円を差し引くと、360万円の運用益が得られました。これは、毎月のローン返済によって借入残高が減少し、その分が資産として手元に残ったことを意味します。もちろん、この利益に対しては今後税金を納める必要があります。
この事例からわかるように、不動産投資においては、物件の価格変動だけでなく、ローン返済による資産形成の効果も考慮することが重要です。たとえ購入時と同額で売却した場合でも、長期間保有しローンを返済することで、一定の運用益を得ることが可能となるのです。
2025年04月23日
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